お知らせドキュメンタリー野戦之月

ドキュメンタリー映画+トーク+踊り(「大テント―想像力の避難所―」)

ドキュメンタリー映画 『大テント―想像力の避難所―』
監督:陳芯宜(映像作家、台湾テント劇団「海筆子」メン バー)

2019年4月20日(土)
13:00上映開始
13:00~15:00 『大テント―想像力の避難所―』上映(日本語字幕)
15:10~15:45 アフタートーク 
桜井大造+丸川哲史
15:45~ 踊り リュウセイオー龍『跳舞の空間大テント編』

会場:原爆の図丸木美術館 埼玉県東松山市下唐子1401
詳細:http://themovingtent.maruki.net/

陳芯宜映画監督。ドキュメンタリー、フィクションを問わず、今日の社会状況を長期にわたって観察、人物のキャラクターや生活境遇を深い描写で伝達している。撮影テーマの多くは人文、芸術分野に関わっている。作品はベルリン国際映画祭や金馬奨などの映画祭に入選または招請された。2014年のドキュメンタリー映画 『行者』は金馬獎、台北映画祭「最優秀ドキュメンタリー賞」候補、台湾国際ドキュメンタリー映画祭「国際選抜」候補、公開後三ヶ月連続絶賛上映という大きな成果を挙げた。紀錄片作品|《尋找乳房》(2018)、《來得及說再見:好好吃飯》(2015)、《行者》(2014)、《山靈》(2014)、《流離島影:誰來釣魚》(2000)など。劇情片作品|《台北工廠:豬》(2012)、《昨日的記憶:阿霞的掛鐘》(2011)、《流浪神狗人》(2007)、《我叫阿銘啦》(2000)など

『大テント─想像力の避難所』は2004年から2016年までの「台湾海筆子」テント劇団の台湾での発展と、それが日本や北京などの行動と連帯してきた軌跡を 記録したドキュメンタリー映画である。映画には、毎回の行動の計画の開始から終止とともに、桜井大造と劇団メンバーたちのテント芝居についての思索、メンバーたちの生活と仕事の変化などの十年が折り畳まれていて、裏返して広げることによってもう一度考えることができる地図のようなものになった。撮影の過程の中で、監督の陳芯宜も客観的距離をとった記録者から、知らぬ間にテント行動に身を投じる参加者になっていく……。

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15:10~15:40 アフタートーク 
桜井大造+丸川哲史
★桜井大造
1970年代から21世紀の今日まで、激動の時代を伝説の「曲馬間」「風の旅団」、そして「野戦の月」の中心メンバーとして疾走し続け、この10年は、東京の『野戦之月』、台北の『海筆子』、北京の『流火』の3つのテント芝居グループにて活動。
★丸川哲史
二〇〇七年一橋大学大学院言語社会研究科にて博士号(学術)取得。現在、明治大学政治経済学部教授、同大学大学院教養デザイン研究科兼任。専攻は東アジア文化論。
跳舞の空間大テント編

15:40~ 踊り リュウセイオー龍
★リュウセイオー龍
1995年、10歳で野戦の月『バンブーアーク 阿Qの陣』で舞台デヴュー。以降、現在に至るまで野戦之月、独火星の全公演に出演。2004年<Ryuseioh Dance Project>を立ち上げ、ソロ・ダンス公演『動く銅像』で広大な海に漕ぎ出す。12年から<跳舞の空間>シリーズを開始。
今日までソロ公演を続けている。